セカンドバージン 3
二日目の午後、私が望んでいた大阪観光へfunwakaさんもNさんもついて来てくださいました。 funwakaさんにお会いすることももちろんでしたが、大阪市内での観光もとても楽しみにしていたからです。^^ゞ
ところが、OO駅の改札を出たとたんfunwakaさんは私に、あることをするように言いました。それは『今日中に50人の男性(若者)に道を尋ねなさい』というものでした。
私は『???』状態でした。そんなことして何の意味があるのだろう?なあー・・・でもしょうがないからやろう(funwakaさんゴメンなさい^^;;)という気持ちでした。
funwakaさんは離れたところから見守り、Nさんは横にいてくれて、私が男性に道を尋ねる・・・という形になりました。早速目的地の間所を聞こうと、若い男性を探し始めました。
そして道を聞こうと近寄ると・・・思いのほか緊張している自分に気がつきました。何とか道は聞いたものの、たくさん人はいるにもかかわらず、なかなか次の人に声が掛けられません。道を同世代の男性に聞くことがこんなにも緊張するとは思っても見ませんでした。
それでも何とか10人近くに声をかけたところで喫茶店で休憩する事になりました。そこでfunwakaさんは私に言いました。『やっと○○ちゃんがどういう女の子か分かった。表面的には硬い殻を作って大人ぶっては、内面的には未熟な生卵のようだ』と。
私はビックリしました。と同時に、今までの自分を冷静に振り返る事が出来たように思います。
確かにいつも表面的には大人ぶって、周りに合わせていた自分がいました。同じくらいの歳の男性なんて子供だ、弟のようにしか見えない、と。だから当然相手も私を恋愛対象と見てくれることが少なく、結果的に『私には年上の大人の男性じゃないと・・・』と自分で壁を作っていました。
それに私は、小さい頃からファザコンの傾向があるらしく、(かなり)年上の人を好きになる事が多かったように思います。同じく らいの歳の人を好きになる事もありましたが、どこか頼りの無い感じがして本気になれませんでした。
だから、若い男の人は私には向いてない、私には歳の離れた大人の男性がいいんだと決め付けていました。
funwakaさんは、私が3、4人目の男性に話し掛けた時点で分かったと言います。本当に驚きでした。自分では平静を装ってたつもりなのに・・・。それから喫茶店でfunwakaさんとOOOさんと3人、たくさんお話をしました。
『表面的に硬い殻を作ってしまっては良いことにもチャレンジする機会を失うから人生を損する!』とか『逆に表面は一見柔らかそうでも中身がしっかりしていれば、知識や経験や出会いのチャンスを幾らでも作れる!』などなど。
funwakaさんの説明の殆ど納得できましたし、私の人生観を変える程のインパクトがありました。
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