セカンドバージン 6 最終章
その夜funwakaさんは自宅に帰られました。
三日目、いよいよ最終日です。ところが、朝funwakaさんが来ると同時にNさんが買い物へと出かけてしまったのです。
私はどうしたものかと少し戸惑いました。 するとfunwakaさんが『Nは気をきかせて出ていったんだよ』といい、Nさんが、funwakaさんと私が最後にじっくり愛しあえる時間をくれたことを知りました。
それからは夢中の時間でした。funwakaさんは私を抱いてくれている間中、『OOOちゃんはもっともっと綺麗ですてきな女の子になれるんだよ、だからもっともっと服装も髪型も、すべて変えるんだよ、生まれ変わるんだよ・・・』
私は嬉しくて涙でグチャグチャんな顔に・・(><;)そして2時間後、funwakaさんが『これでOOOちゃんは生まれ変わったよ』と、言ってくれました・・・・。
午後になり、この日も私が新幹線に乗る夕方までの間、街へ観光に出かけました。天王寺のジェットコースター,ゲームセンター,観覧車。
【 funwaka注 当時第三セクターで作られた大型施設。役人が手掛けた施設はどれも破産するのと同じくとっくの昔に無くなりました!(><;) 】
【 どれも私が好きなところばかり連れて行っていただきました。私は『今日でユートピアも最後か・・・』と思うと、楽しい反面、行く先々で涙を堪えるのに必死でした。そして3人でちょっと早めのご飯を食べ、新幹線のホームまで見送りに来て頂きました。 】
そして、一人新幹線に乗り・・・そこでこらえていた涙がいっきに吹き出してしまいました。とても楽しかった3日間。旅先から帰るのに、こんなに名残惜しい気持ちになったのは初めてでした。
と同時に、自分の心の中の変化に気が付きました。ユートピアに行く前には考えられなかった、前向きで、希望あふれる心です。この三日間は私の人生において、多大なる影響を与えてくれた忘れられないものとなりました。
ユートピアから帰路についた今、私は生き生きとした生活をおくっています。funwakaさんに教わった事を実践しつつ、『あれもしたい!これもしなくちゃ!』と。そして、彼とも結論を出そうとしています。すべては前向きに、自分のために・・・。
最後になりましたが、私のために貴重なお時間を割いてくださり、愛情をたくさんたくさん注いでくれたfunwakaさん。それを優しく見守り最大限の協力をしてくださったNさん。
お二人に心から感謝いたします。本当に本当に有難うございました!!!!
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